蒸気マスクは加湿器の代わりになるのか?「蒸気でホットうるおいマスク」を試してみた。

前々回のブログにも書きましたが、本当に冬は社会人に辛い季節ですね。風邪を引いても休めない。鼻水がめちゃくちゃ出まくろうが喉が痛かろうが仕事に行かなければならない。なんとも世知辛い世の中です。

 

喉風邪にはとにかく加湿。

特にわたしは喉から風邪を引きやすいので、喉の加湿対策は必須。

そうなると加湿器を導入するのが一番の解決策なんですが、わたしは導入していません。

その理由としては、3つ。

 

①いちいち水を入れるのが面倒臭い

②掃除が面倒臭い

③平日はほぼ寝るだけ、休日も大体外出しているから数時間しか家にいないのに常に加湿しておく理由があまり見出せない

 

ということで半分以上わたしの怠慢が理由なのですが、要は寝るときだけ加湿されていればいいという考えなので、「それだったら加湿できるマスクにすればよくない?」と思い、ドラッグストアを回ってみつけたのがこちらです。

 

蒸気で喉を保湿!新発想のマスク「蒸気でホットうるおいマスク」

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 ホットアイマスクでお馴染みのめぐりズムの「蒸気でホットうるおいマスク」。

 

そもそも加湿器は大きく分けて、温かい蒸気で加湿する「スチーム式」、水に空気を送ることで加湿する「気化式」、水を超音波で細かい粒子にして噴出することで加湿する「気化式」、スチーム式と気化式のいいとこ取りの「ハイブリット式」の4つに分けられるのですが、こちらは蒸気が出るとのことで所謂「スチーム式」の加湿器に近い効果が得られるかなと思いまして。

 

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個別包装になっているので持ち歩きやすいのもいいですね。出張とか旅行にも良さげ。特に飛行機の中なんかは乾燥しますし、海外へ行くことが多い!なんていう人も重宝するのではないかなと思います。あとは、ホテルの加湿器ではちょっと心もとないな〜なんてときもいいですね。

 

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 というわけで、寝る前に着用してみた図がこちら。

 

顎や鼻の部分に折り目がついていて、しっかりとフィットしてくれます。

そして嬉しいのが、耳にかける部分が不織布であること。

ゴムタイプだと耳が痛くなることもしばしばですが、そういった心配がありません。寝てる時に痛いと辛いですからね……。

不織布だとたまにぽろっと外れてしまうマスクもあるのですが、こちらは適度に伸びるタイプだったので、そういった不慮の事故もありませんでした。

 

ちなみにほのかにラベンダーとミントの香りがします。わたしは香りの強いものだと体調によっては気分が悪くなってしまうことがあるんですが、香り具合がほんのりな上にミントが強めで比較的スッキリとした香りなので、気分が悪くなることもありませんでした。ラベンダーは本当に気持ち感じる程度。ラベンダーの匂いが得意じゃない人って結構いる印象なのですが、これくらいだったら許容範囲ではないかなと思います。

 

肝心の効果はというと。

つけてからすぐポカポカしてきて、「あー蒸気が出てるな……」というのを感じることができます。顔が暖かくなると自然と眠くなってきて、寝落ち効果が抜群でした。まじでのび太レベルで即寝できる。恐らくこれはリラックスできる香りの効果もある。

 

ただ、残念なのが持続時間が15分なこと。効果が切れると、ただのめっちゃくちゃフィット感のあるマスクになってしまうので、もう少しだけ蒸気が持続してくれたらより効果的かなーと思います。残念だけれど、これで加湿器の置き換えができる!というほどの蒸気ではなかった……。ただ、マスクにおけるフィット感って大切だと思うので、そういった意味では普通のマスクよりは喉の乾燥を防ぎやすいと言えるかと。ちょっと喉が痛いなあ、とか、ちょっと乾燥が強いなあ、という時期には重宝すると思いますが、ほぼ一晩濡れたままのような濡れマスクよりは加湿効果は少なめかなと思いますので、こじらせた風邪よりは軽度な風邪、もしくは予防向きかもしれません。あとは寝つきが悪いときのお供ですね。とにかくリラックス効果は他のマスクに比べて高いです。

 

マスクにしてはなかなかいいお値段なので、「ここは体調を崩せないぞ!」という気合いを入れたいときに使っていきたいです。